SNS運用代行の撮影は、一般的に月1〜2回から検討できます。ただし、最適な回数は業種だけでは決まりません。月間の投稿本数から既存素材と店内で撮れる素材を引き、1回の撮影で無理なく作れる本数で割ると、自店に必要な回数が見えてきます。
撮影を増やせば投稿が良くなるとは限りません。営業を圧迫せず、季節メニューや施術事例など鮮度の高い情報も届けられる回数を、投稿計画から逆算しましょう。
撮影回数は月間投稿本数から逆算する
最初に、TikTokとInstagramで月に何本投稿するかを決めます。同じ縦型動画を両方で使う場合は、媒体ごとに二重計上せず、制作する動画の本数で数えます。週2本なら月8〜9本、週3本なら月13本前後が目安です。
次に、撮影日に用意しなくてよい本数を差し引きます。過去素材を編集し直す投稿、画像だけのお知らせ、店舗スタッフがスマートフォンで撮る当日情報などが該当します。残った本数が、運用代行会社の撮影で確保したい素材量です。
回数を出す計算式
必要な撮影回数は「撮影が必要な投稿本数÷1回で完成素材にできる本数」を切り上げて求めます。たとえば撮影が必要な動画が月10本あり、1回で6本分を撮れるなら、月2回です。
ここで使う「1回で撮れる本数」は見込みだけで決めません。初回撮影で、準備、撮り直し、店内移動まで含めた所要時間を記録し、翌月から数字を調整するのが安全です。
必要な素材を三つに分けると不足が見える
投稿案を並べたら、素材を「まとめ撮り向き」「鮮度が必要」「繰り返し使える」の三つに分けます。すべてを毎回撮り直す必要はありません。
- まとめ撮り向き:スタッフ紹介、店舗案内、よくある質問、施術や調理の流れ
- 鮮度が必要:季節メニュー、期間限定企画、空席情報、新しい施術事例
- 繰り返し使える:外観、店内、手元、道具、接客風景などの補助映像
鮮度が必要な投稿が多い店は、1回の長時間撮影より月2回に分けたほうが情報を更新しやすくなります。反対に、定番サービスの説明が中心なら、月1回のまとめ撮りと店内での短い追加撮影を組み合わせやすいでしょう。
飲食店はメニュー変更と営業への負担で決める
飲食店では、料理の完成時刻、仕込み、客席の空き具合が撮影量を左右します。月12本を投稿し、そのうちスタッフ撮影の当日情報が4本、運用代行会社の撮影が必要な動画が8本だとします。1回で4〜6本分を無理なく撮れる店なら、月2回が計算上の目安です。
一方、定番メニューが中心で、1回に8本分を撮れる体制なら月1回でも回せます。新商品が毎週変わる店は、月1回では発売日に素材が間に合わないことがあります。この場合は撮影回数を増やすほか、盛り付け直後の短い動画だけ店側で撮り、編集を任せる方法も現実的です。
飲食店が事前にそろえるもの
- 撮影する料理と提供開始日の一覧
- 調理担当者、出演者、撮影可能な時間
- 厨房、客席、入口で撮れる場面
- 価格や提供条件など、投稿前に確認する情報
美容サロンは施術事例と出演同意から考える
美容サロンは、施術工程、店内の雰囲気、スタッフの解説をまとめて撮りやすい業種です。月8本のうち、施術事例4本、質問回答2本、店内紹介2本を予定し、1回で6本分を確保できるなら、不足分を既存素材で補うことで月1回が目安になります。
ただし、希望する施術の予約日と撮影日が合わない場合や、お客様の出演同意を得られない場合は予定本数を撮れません。顔を映さず手元や後ろ姿だけで成立する企画も用意し、撮影候補を必要本数より少し多めに準備しておくと欠稿を防ぎやすくなります。
ビフォーアフターを扱うときは、同じ明るさや角度で記録し、効果を断定する表現は避けます。公開範囲と掲載期間も、撮影前に本人へ確認しておく必要があります。
撮影回数を確定する前に運用会社へ確認する
同じ「月1回撮影」でも、撮影時間、納品本数、静止画の有無、修正範囲は会社ごとに異なります。契約前には、次の点を具体的に確認してください。
- 1回の撮影時間と、完成動画にできる本数の目安
- 企画、台本、出演者への進行指示を誰が担当するか
- 撮影できなかった場合の振替条件
- 店側が追加撮影した素材も編集対象になるか
- TikTok、Instagram、公式LINEまで投稿後の導線を設計するか
株式会社ネクステでは、動画制作だけでなく、認知から興味、公式LINEでの案内、問い合わせまでを見据えて運用を組み立てます。投稿本数と現場の負担を整理したい場合は、SNS運用の無料相談で現在の投稿状況をお聞かせください。
撮影回数の整理は、
まずは無料の最初の一歩からで大丈夫。
まずは直近1か月に出したい投稿を書き出し、撮影が必要な本数だけを数えてみてください。月1回か2回かを先に選ぶより、必要な素材と店内で対応できる範囲が明確になり、無理のない撮影計画を相談しやすくなります。