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SNS運用

音なしでも伝わるショート動画字幕の量⁠・大きさ⁠・表示時間

TikTokやInstagramのショート動画は、話の内容が良くても、字幕が多すぎたり一瞬で消えたりすると伝わりません。音を出せない場面でも要点を理解できるようにすると、視聴者が続きを判断しやすくなります。

ただし、すべての動画に共通する絶対的な文字数や秒数はありません。視聴者、映像の速さ、専門用語の多さで読みやすさは変わるため、まず目安を決め、実際のスマートフォンと投稿結果で調整します。

字幕の役割を「全文記録」⁠ではなく「理解の補助」⁠にする

話した言葉を一字一句入れると、読むことに意識が向き、商品や表情が見えにくくなります。字幕は会話の記録ではなく、結論、理由、次の行動を短く届ける設計が基本です。

編集前に動画の目的を一文で決めます。たとえば美容サロンなら「初回カウンセリングの流れを知ってもらう」、飲食店なら「平日限定ランチの内容を伝える」です。目的に関係しない相づちや言い直しは削り、固有名詞、価格、日時など聞き間違えたくない情報を優先して残します。

字幕に残す情報の優先順位

  1. 結論:誰に何を伝える動画なのか
  2. 理由や具体例:結論を納得できる根拠
  3. 条件:対象、日時、価格などの注意点
  4. 次の行動:保存、プロフィール確認、問い合わせなど

字幕量は一画面一メッセージから決める

最初の目安は、一画面につき一つの意味、二行以内です。一般的には一画面12〜20文字程度から試すと、映像と字幕の両方を見やすくなります。商品名のように途中で切ると意味が変わる語句は、文字数より意味のまとまりを優先します。

たとえば「当店では初回のお客様に丁寧なカウンセリングを行っています」は、「初回はカウンセリングから」「希望と不安を確認します」の二画面に分けます。情報を減らすのではなく、受け取る順番を整える考え方です。

三つ以上の要点を一画面へ詰めたくなったら、動画を章に分けます。「失敗しやすい三点」と先に予告し、その後に一項目ずつ表示すると、音なしでも話の現在地が分かります。

文字サイズは比率で決め、投稿画面で確認する

編集ソフトの文字サイズは、書き出し解像度や書体によって見え方が変わります。縦1080×1920ピクセルで作る場合、主字幕はおおむね52〜72ピクセル、補足は36〜48ピクセルを開始値にし、実機で調整します。これは規格ではなく、読みやすさを探るための目安です。

  • 細い書体を避け、背景と十分な明暗差をつける
  • 強調色は一画面一か所程度に絞る
  • 左右は画面幅の5〜8%、上は10%、下は20%程度を空けて試す
  • 人物の顔、商品、操作手順に字幕を重ねない

画面の端や下部には、アカウント名、説明文、操作ボタンが重なる場合があります。表示位置はアプリの更新や端末で変わり得るため、編集画面だけで決めず、投稿前プレビューを実際のスマートフォンで確認してください。

表示時間は文字数と映像の切り替わりで決める

一般的な開始値として、一秒に4〜6文字を読む想定で置き、短い字幕でも1.5秒前後は表示します。18文字なら約3〜4.5秒が目安です。専門用語、数字、比較条件を含む場合は少し長くし、映像が激しく動く場面では文字量を減らします。

話し始めと同時に字幕を出し、意味のまとまりが終わるまで残すと、音声と文字が対応しやすくなります。次の字幕へ切り替える位置は、句読点ではなく内容の区切りで決めます。前後の字幕を細かく点滅させるより、二つの短文を同時に見せた方が読みやすい場合もあります。

30秒動画の確認手順

  1. 音を完全に消して、内容と結論を説明できるか確認する
  2. 通常速度で一度だけ見て、読み切れない箇所に印を付ける
  3. 字幕を隠し、商品や表情だけでも流れが分かるか見る
  4. 小さめの端末でも文字がつぶれないか確認する
  5. 誤字、価格、日時、固有名詞を別の担当者が照合する

投稿後は再生数だけでなく離脱と行動を見る

字幕の改善は、似たテーマと尺の動画で条件をそろえて比べます。見る指標は、冒頭数秒の視聴維持、平均視聴時間、最後まで見た割合、保存、プロフィール閲覧、問い合わせ導線のタップです。確認できる項目名は各サービスの管理画面によって異なります。

冒頭で離脱するなら、最初の字幕を結論へ変更します。平均視聴時間が字幕の切り替えで落ちるなら、文字数を減らすか表示を延ばします。最後まで見られても行動が少ない場合は、字幕よりも、誰に何をしてほしいかという導線の見直しが必要です。一本だけで断定せず、同じ設計を数本試して傾向を見ます。

音なしで伝わる動画設計から相談できます

字幕は装飾ではなく、企画、撮影、編集、問い合わせ導線をつなぐ設計の一部です。株式会社ネクステでは、TikTok・Instagramの動画制作からLINE公式アカウントのステップ配信まで、事業と視聴者に合わせて整理しています。自社の動画でどこを直すべきか迷う場合は、SNS運用の無料相談で現在の運用状況をお聞かせください。

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